注釈付指定席とは?見え方の違いやメリット・デメリットも徹底解説!

コンサートや演劇のチケットを購入する際時々目にする、注釈付指定席とは一体どのような席なのでしょうか。
今回はこの席の見え方や、他の指定席との違いについてお伝えします!
- 注釈付指定席とはどういう席?
- 他の席と何が違うのか?
- 「見切れ席」や「機材席」との違いは?
- なぜ注釈が付く席が販売されるのか?
- この席からの見え方は?
- メリット、デメリットは?

どんな席なのか詳しくは知らなかったなぁ。
注釈付指定席を購入するメリット、デメリットも詳しく説明していきますよ。
聞いたことのある人もそうでない人も、最後までご覧くださいね♪
注釈付指定席とは?
「注釈付指定席」は通常の指定席とは異なり、何かしら気を付けなければならない事象がある座席のこと。
チケット販売の際にあらかじめ注意事項が記載されており、それを分かったうえで購入する必要があります。
この席は見えにくかったり音響や照明の影響を受けやすかったりするため、一般の指定席よりも安くなっていることが多いですよ。

条件があるから安いんだね!
注釈付指定席は普通の席と何が違うの?
一般的な指定席との違いは、大きく分けて以下の3つ。
- 視覚的な制約がある
- 音響や照明などの機材席近くでの鑑賞制限
- 連番にならない可能性がある
このように、多かれ少なかれ鑑賞に影響を及ぼす条件が付いてくるのが特徴です。

当たり外れがありそうだね。。
視覚的な制約とは、機材や柱、舞台セットによって見切れが発生する瞬間があるということ。
演劇やミュージカルの場合、演出のタイミングによっては出演者が見えにくくなってしまうシーンもありました。
元々照明機材を設置する予定だった場所を、急遽客席として開放することもあり、これも場所によって見え方が変わってきてしまいますね。

見えないところがあると前もって分かっている席なんだね。
スピーカー付近も注釈付き指定席になることが多いのですが、大音量で音が出るので耳が弱い人にはおすすめできません。
また、注釈付き指定席は場所がバラけて配置されていることが多いため、連番が取りづらい傾向にあります。
横並びで取れない場合は注意事項にも記載されているので、よく読んでから応募して下さいね!
「見切れ席」や「機材席」との違いは
注釈付指定席と間違われやすい座席の種類に、「見切れ席」と「機材席」というものがあります。
一目で比べられるよう、3つの違いを表にしてみました!
特徴 | 注釈付指定席 | 見切れ席 | 機材席 |
視界の影響 | 部分的に見えづらい | 全体的に見えづらい | 機材で遮られる可能性あり |
座席の場所 | 注釈の内容による | 端っこの席 | 機材を置く場所 |
チケットの倍率 | 高め | 高め | 条件次第だが低め |
この3つの大きな違いは、座席の場所であることが分かりますよね。
見切れ席は、その名の通り全体を見るのには適さない席の事で、会場の両端に設定されることがほとんど。
機材席は元々機材を置く場所を客席として開放している席で、多くの場合ステージの両サイドがそれにあたります。

ステージの中央や横、スタンドの上も機材席になることがあるよ!
一方注釈が付く席は、その内容によってどこなのかが変わってきますよ。
例えば音響機材の近くの席だと大音量になってしまったり、柱やステージのつくりによって視界が遮られてしまう場所が注釈付指定席になりやすいです。
このように販売される席の場所が違うので、チケットを購入する際は参考にしてみてくださいね!
なぜ「注釈付き」の席が販売されるのか?
注釈付きの席が最初から販売されることは、ほぼありません。
この席は、そもそも演出が見えない場所や、機材の関係で客席にする予定ではなかったところを、新たに追加販売しています。

なんでそんな席が販売されるのかな?
これは、演出の変更などで、注釈付きだったら客席にしても大丈夫だろうという主催者側の判断によるものなのだとか。
演出の都合で新たに機材を置く必要出てきた場合も、同様に注釈付きで販売されることがあります。
買い手にしっかり注意事項を伝えた上で購入してもらえれば売り上げも上がる!という、大人の事情も絡んでいたのですね。

ちゃんと断りを入れて安く販売しているから、クレームになる心配もないね!
チケットを購入できなかった人にとっても再挑戦できるチャンスとあって、多少見えづらくても競争倍率はかなりのものになります。
「注釈付指定席」は、売り手、買い手双方にとってメリットがあるシステムなのだと感じました♪
購入前に必読!注釈付指定席の見え方について
ここまで読んで、注釈付指定席は訳ありの席なのでは?と不安に思う人もいるでしょう。
その席に注釈が付いている理由は、チケット販売時に必ず説明が書いてあります。
その大体は、「舞台上の演出や出演者が見えづらい」「機材の関係でステージが見えにくくなってしまう」という内容。

場所はどこら辺なんだろう?
ステージ構成や演出の条件によって注釈付指定席が設けられるので、場所はその時によって変わります。
ステージの真横で部分的に見切れる時もあれば、スタンド席で柱やワイヤーで視界が遮られることも。
反対に、注釈を感じさせないほど近くて見えやすい良席だったという声もあるので、一概に悪い席だとは言い切れません。
どこが当たるかは運次第でもあるのでしょう。

ステージサイドは横から見るけど、出演者を間近に感じられるよ!
ただしキャパが小さめのホールでの注釈付きの席は、ほぼ見えないことが多いので注意が必要です。
2000人くらいまでのホールでは、「注釈付指定席」という扱いになるのは、多くの場合2階席や3階席のステージサイド。
着席すると手すりでステージが見切れてしまうことがほとんどのため、立つことができないイベントではほぼ見えない状態になってしまいます。

音しか楽しめないってことね。。
大きなホールは当たり席もありますが、小さなホールの場合はある程度見えなくなることを覚悟の上で、購入した方が良さそうですよ!
注釈付指定席では何が見えにくい?
注釈付指定席で見えにくくなる要素はいくつかありますが、先ほどお伝えしたように、会場の広さや演目によっても見え方は変わってきます。
それを踏まえた上で、一般的に見えづらくなる可能性のあるパターンをリストにまとめてみました。
- ステージ全体や部分的に見えづらくなる
- メインモニターが見えにくい
- 演出の一部が見えにくい
- 出演者の特定の立ち位置が見えにくい
まず、座席の場所によってステージの見え方が違うのはどこの会場でも共通していますよね。
メインモニターはステージ真横の席からは見えにくい可能性が高いですが、センター付近の席であれば、さほど気にならずに見えますよ。

舞台の真横の場合は、モニターすら見えない可能性があるよ。
注釈付指定席でどの席にも当てはまるのが、演出の一部が見えにくいという点。
機材や柱で視界が遮られてしまったり、照明やスピーカーで見えづらかったりすることの多い席ですね。
また先述した通り、手すりや段差など、会場の造りによっても見えづらくなる可能性があります。

会場によって注釈付きのチケットを販売するか変わってくるんだね。
席の場所によっては、出演者が見えづらいこともありますよ。
機材や柱などでステージ上の特定部分が見えなくなってしまうと、そこに立っている演者さんは見えなくなってしまいます。
ステージサイドでも、自分のいる場所と真逆側に出演者が立っている時には見えづらさを感じてしまうでしょう。

ずっと同じ立ち位置にいなければ、見える可能性もあるってこと!
場所によって見えにくくなるものが違う、というのが、この席の特性でもありますね。
音響や臨場感にも影響はあるの?
注釈付指定席は視覚の制約があるだけでなく、音の聞こえ方も影響することがあります。
特にスピーカーや音響設備付近の座席だった場合、大音量で音が聞こえるので、終わった後に耳が変に感じる人もいるのだとか。
耳が弱い人は、ライブ用耳栓を持参するなど対策をして行くのがおすすめですよ!

音がマイルドに聞こえる優れものだよ。
この席はステージから近めの場所につくられることが多いので、会場の臨場感は存分に味わうことができます。
ステージサイドだったら演者の横顔や舞台袖の動きが見えるので、また違った楽しみ方ができるのも魅力ですよね。
視覚や音響の制約があるとしても、会場全体の空気感は感じやすい席ですよ!

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後悔する前に注釈付指定席の注意点を知っておこう!
注釈付指定席の購入を検討している人は、必ず購入前に注釈の内容を確認しましょう。
どのような制限があるのかを把握した上で購入すると、後悔せずに楽しめますよ♪
またネットでその会場の注釈付指定席について調べると、過去の席情報や見え方を知ることもできます。

そうするとなんとなくイメージがつきやすいね!
意外と良い席だったという意見もあるにはありますが、あまり期待して行くと落胆してしまうかもしれません。
席に対しての期待値は上げずに、会場の空気感を味わいに行く気持ちでいると良いでしょう。
あくまでも制約付きの席であることを忘れずにいることが、思いっきり楽しむポイントです!
価格以外にもメリットがある?
この席はチケット価格が安いというメリットもありますが、何より会場に入れる喜びが大きいでしょう。
注釈席は、少しでも多くの観客を入れたいという主催者の意向によって設けられる席です。
人気があるからこそ席数を増やすので、チケットを獲得できなかった人にとってはどんな席でも当たれば嬉しいですよね!

追加席ができるなんて、外れた人からすると希望の光だよね。
制限があっても、その空間にいられるだけで良いと思えるのもメリットの一つ。
また機材席の近くの場合は、普段は見られない裏方さんのお仕事を知ることもできます。
ステージサイドだったら、横からしか見られない演出も見ることができますよ。

それはそれで特別感があるよね。
この席ならではの見え方を発見できるのも、魅力的ですね♪
デメリットを最小限に抑えるには?
注釈付指定席は、観覧時に制限される条件があるという意味の席なので、デメリットがあることがほとんどです。
ただ、その条件次第ではあらかじめアイテムを用意しておくことで対策できる場合も!
たとえば、視覚的な制約があるざせきであれば、双眼鏡で回避することが可能です。
見えにくい場面も、双眼鏡を通して見ると見えやすくなることもあるので、お守りとして持っていくと良いでしょう。

持って行けばよかったってならないように準備していくといいね。
スピーカーや音響設備近くの席の場合、先述した通りライブ用耳栓の持参がおすすめです。
耳に負担をかけずにライブを楽しみたい人や耳が弱い人は、このようなアイテムを用意しておくだけでストレスなく楽しめますよ!

耳が弱くない人でも耳に負担がかかるから、持ってると違うよね。
注釈付指定席は、どういう理由で訳ありの席になっているかが記載されています。
それを理解して事前に準備できるものはしておくだけで、ストレスなく楽しむことができますよ♪
どんな人が注釈付指定席に向いている?
果たして自分が注釈付き指定席に座って楽しめるのかどうか?
心配な人は以下に当てはまるかどうかを指標にしてみてはいかがでしょう。
- イベントの雰囲気を味わいたい
- 推しを少しでも見たい
- とにかく会場に入りたい

会場の空気感を楽しめる人がいいのかな♪
座席の場所はどこでもいいから、会場に入って空間を楽しみたい!という人向けですね。
音楽イベントであれば、ステージから遠くても生の音楽を聴ければ満足できる人は向いていると言えるでしょう。
ミュージカルや舞台でも、双眼鏡で観れるなら十分と思える人も向いています。

席に期待をしない人だったら大丈夫そうだね!
注釈付きであることを忘れずに、なんらかの制限があったとしても楽しむ心構えがある人であれば、試してみる価値は十分にあると感じました!
まとめ
注釈付指定席とはどのようなものなのか、見え方や、他の指定席との違いを踏まえてお伝えしてきました。
またこの席のメリット、デメリットも分かりましたね。
- 注釈付指定席とは?
- なんらかの制限があることを条件にリーズナブルな価格で販売される席!
- 「見切れ席」や「機材席」との違いは?
- 舞台構成によって注釈が付く席が変わることが多い!
- なぜ注釈付きの席が販売されるのか?
- 演出が変更されることで新しく客席として売り出しても良いだろうという主催者側の判断!
- この席からの見え方は?
- 小規模の会場だと完全に見切れてしまうケースがほとんど!
- ステージ横だと出演者の横顔が間近で見られる!
- メリット、デメリットは?
- メリット:リーズナブル!会場の雰囲気を感じられる!
- デメリット:ステージや出演者が見えない!音が必要以上に大きく聴こえる!
多少制約のある席ではありますが、チャレンジしてみると一味違った楽しみ方ができそうです♪

1回は当たってみたいなぁ〜。