御園座の座席と見え方!S席や1階2階のおすすめ良席も紹介

名古屋市中区にある御園座のキャパはどのくらいあるのか、気になっていませんか?
どの座席を選ぶかで観劇を楽しめるかが変わってくるので、その見え方について心配な方も多いでしょう。
S席や1階、2階のおすすめや見切れ席も知りたいですよね。

最適な席を知りたいね!
今回の記事では
- 御園座の座席・見え方とキャパは?
- 座席表のS席や1階2階のおすすめ良席は?
- 見切れ席はどこにある?
こちらについて、ご紹介します!
座席表を確認しながら、どこに座るのが良いかも詳しく解説していきます。
御園座の座席表と見え方は?

御園座は、舞台と客席の距離が近い設計となっていて、臨場感が楽しめる劇場です。
客席は1階と2階に分かれていて、座席数のバランスもよく、公演のジャンルや目的によって選びやすくなっていますよ。
1階席は傾斜がゆるやかで、前方の席に座れば俳優を間近で見られることは間違いないのですが、後方になるほど前の人の頭が気になりやすいのが難点といえるでしょう。
2階席は傾斜があるので、後方でも比較的視界が確保されやすく、舞台全体を見渡すことができますよ。

1階と2階、それぞれの良さがあるね!
公演によっては花道が設置され、座席数が一部減ります。
それでも視覚的な工夫やクッションなどのサポートもあり、どの席でも一定の快適さを感じられるよう配慮されていました。
御園座の座席表とキャパについて解説!

御園座の総座席数は約1,292席で、1階が780席、2階が512席という構成になっています。
公演の内容によっては、舞台の演出で花道が設けられることも!
その際にはステージ近くの席の一部が使用できなくなり、1階の座席数は約700席程度に調整されますよ。
座席の並びは、A列からM列までのアルファベットと横方向の番号で構成されていて、非常にわかりやすいレイアウトです。

御園座は全体的に舞台との距離が近く、どのエリアからでも比較的臨場感を味わえるつくりになっています。
ただし、座席の傾斜や配置は場所によって異なり、視界の抜け方や舞台の見やすさに差がありました。
観劇の目的や好みに応じて、座席の位置を慎重に選ぶことが快適に観劇するコツですよ。

座席の位置を慎重に選ぶことが大事なんだね!
花道はあるの?

御園座では、1階席のうち、主に9番〜12番の座席エリアを通るように花道が設置されることが多くなっています。
花道とは、舞台と並行に設置される通路のことで、役者の移動に使用される重要な演出スペース。
ただの移動通路ではなく、演者がセリフを述べたり芝居を繰り広げたりする場所としても使われるため、花道周辺の席は特等席とも言われるほど人気があります。
役者の表情や所作を間近で見ることができ、舞台上とはまた違った迫力や緊張感を味わえますよ。

御園座では、歌舞伎をはじめとした伝統芸能が上演される際に、花道が設けられることが多いよ。
花道のある公演で、より迫力を楽しみたい場合は、是非花道に面した座席を選んでみてください。
他の席とは一味違った観劇が期待できるでしょう。
すべての公演に花道が設置されるわけではないので、観劇に行く前に確認することをお忘れなく!
御園座のS席や1階・2階のおすすめ良席を紹介!

御園座といえば、どの席からでも舞台までの距離を近く感じられることが大きな魅力の1つ。
ただし、視界の抜け方や演者との距離感によって、見え方には意外と違いがあります。
S席は見え方も音響もバランスが良く、一番見やすい位置だと言われていますが、それ以外の席にも知る人ぞ知る良席が揃っていました!
ここからは、1階、2階やS席からの見え方や、おすすめの席についても紹介していきますね。

自分にとってベストの席を選ぼう!
1階と2階で見やすい席はどこ?

御園座は、どの席からでも見やすい設計にはなっていますが、細かく見ると快適さには差がありました。
1階前方の1〜5列目は舞台との距離が特に近く、演者の細かい表情や息遣いまでも感じ取れる距離感です。

推しが近くでみれるって最高!
推しが目の前で見れるという感動体験できる一方で、このあたりは傾斜がほとんどないため、前に座高の高い人が座ると視界が遮られるリスクも。
6列目以降からはゆるやかな傾斜があるので、だんだんと見えやすくなっていきます。
18~20列目にはそれぞれ2cm~8cmのクッションが設置されていて、後方でも見えるように

2階に上がると見え方はどう変わるんだろう?
前を遮るものがない2階席の最前列は、劇場全体を見渡せる良席。
その中でも天覧席とよばれている席がセンターに設けられていて、ここに座れば、オペラグラスを使用せずにじっくり楽しむことができるでしょう。

天覧席は、皇族やVIPが着席する場所としても知られているよ!
1階と2階席はどちらがおすすめ?

1階と2階のどちらに座る方が良いかというのは、何にポイントを置くかで変わりますよね。
個人的には、演者の表情がしっかり見える1階席の前方がおすすめ!
演者の表情や息遣い、臨場感を重視する方は、1階席前方の1列目から5列目に座りましょう。
1階席の5列目以降には傾斜が付いていることはすでにお伝えした通りですが、ゆるやかなため、後方は見づらさを感じる可能性も。

近くでみたい人は1階の5列目までがおすすめだよ!
1階の後方列に着席するよりも2階に行ってしまった方が、視界は良好ですよ。
中でもセンターブロックはステージの隅々まで見渡せるので、舞台全体の構成や舞台美術を重視する方にはもってこいです♪
また、2階席は1階と比べて傾斜が急になっており、前の人の頭が視界に被る心配も少なく済みます。

2階席は前の人の頭が気にならないよ!
御園座では観客が快適に過ごせるように、各席にドリンクホルダーが設置されていて、座席での飲食もできるようになっていました。
2階ではクッションの貸し出しやブランケットの利用など、細かな配慮も嬉しいポイントですね。
S席・A席・B席はどこにある?

御園座では座席のグレードがS席、A席、B席に分かれています。
これは公演によって多少異なりますが、一般的には以下のような配置になっていました。
- S席:1階1列目から7列目
- A席:1階の左右両端または後方・2階の前方中央
- B席:2階の後方やサイドエリア
B席は舞台全体を楽しむことができる一方、細かい表情や動きまでは見えにくいため、オペラグラスや双眼鏡(5~8倍)の持参をおすすめします。
特に7列目以降は見えづらさが増すので、視界の補助がある方が快適ですよ。

B席は劇場の雰囲気をリーズナブルに楽しめる席だね♪
S席は御園座における最上位ランクの座席であり、舞台との距離や見え方、音響などにおいてバランスが取れた、人気の高い席です。
基本的には1階席の中央ブロックのうち、最前列から7列目までの座席がS席にあたります。
こちらは舞台の真正面に位置しているので、演者の表情や動き、衣装の細部に至るまでしっかりと見ることができますよ。
まさに目の前で芝居が繰り広げられる臨場感は、他のエリアでは味わえない格別なもの。
舞台上の呼吸や緊張感までもがダイレクトに伝わってきますので、推しを間近で観たいという方にはぴったりの座席です。

推しを間近で観たい人にぴったりだよ!
また、2階席最前列センターもS席として扱われることがあります。
このエリアは視界を遮るものがなく、舞台全体を美しく眺められる特別なポジションです。
演出や舞台美術をじっくり楽しみたい方には、まさに理想的な席と言えるでしょう。
見切れ席や見えにくい席はどこ?

御園座の以下の座席で、視界が遮られる可能性があります。
まず避けたいのは1階6列目以降の両端の席。
隣の列の頭が被るリスクがあり、安心して観劇したい人は別の座席を購入する方が安心です。

端っこの席はどの会場でも見切れやすいみたいだね。
2階席のステージ向かって右側は下手にあたり、花道がほぼ見えないことで知られている場所ですよ。
また、1列目は最前列で眺望が良さそうですが、手すりが視界に入ってしまうことが多く、あまりおすすめはできません。

身長が低い方は特に注意!クッションなどで対策しよう!
こうした座席でも、舞台の正面部分はしっかり見えることが多く、演者の動きや音楽を中心に楽しむスタイルの方にとってはあまり問題はないかも知れませんね。
1階15列目以降は、ゆるい傾斜の影響もあり、あまり良い眺めは期待しない方が良さそうです。
歌舞伎など花道があるタイプの公演では、舞台に対して左側に座るようにすると余すところなく楽しめますよ♪

花道重視の時は席を注意して選ぼう!

オペラグラスは表情がくっきり大きく見えるものを選ぶのがおすすめ!
手ブレ軽減のアイカップがついてるのも便利です♪
まとめ

この記事では、御園座の座席と見え方について、S席や1階、2階のおすすめ席や見切れ席をお届けしました。
座席表と共に、キャパはどれくらいなのかについてもご紹介しましたよ!
最後にまとめると
- 御園座の座席・見え方とキャパは?
- 御園座の総座席数は約1,292席
- 2階席の方が視界は安定している
- 座席表のS席や1階2階のおすすめ良席は?
- S席:1階1列目から7列目
- 迫力重視の人は1階前方席
- 2階前列は全体視野重視の方におすすめ
- 見切れ席はどこにある?
- 1階6列目以降の両端・2階下手サイドや1列目
この記事を参考に、観劇の目的に合わせて、最適な席を選んでくださいね。

舞台の魅力をより一層味わえますように♪