特急北斗の座席おすすめは何号車?自由席とグリーン席・指定席ごとに紹介

北海道を代表する列車のひとつ、特急北斗。
座席おすすめは何号車なのか、グリーン席や指定席についても気になっている人もいるのでは?

旅行って移動中も思い出のひとつだよね~!
そこでこの記事では
- 特急北斗の座席おすすめは何号車?
- 窓枠が広い席番号はどこなのか解説!
- 自由席とグリーン席・指定席ごとに座席おすすめを紹介!
自由席はまだあるのかどうかもお伝えしていきますよ。
特急北斗で過ごす時間がより一層楽しいものになるよう、座席選びのコツをご紹介します。
特急北斗の座席おすすめは何号車?
現在走行している特急北斗の車両は、2017年以降に導入された車両ばかり。
窓も大きく、乗り心地もかなり良いと評判が高いですよ。
グリーン席でなくても可動式枕やリクライニングシートが設置されており、座席の快適性もアップしています。

これならお尻も幸せだね♪
そんな特急北斗で特におすすめな座席は2号車なのですが、その理由は一体何なのでしょうか。
また車窓を楽しめる席番号は偶数と奇数のどちらなのかも深掘りしていきます!
おすすめは2号車!
特急北斗の車両の中でおすすめしたいのが2号車なのですが、その理由は大きく2つあります。
1つ目は発着駅となっている札幌や函館での乗り降りに便利な位置にあること。
荷物が多い時、ファミリーなど大人数で移動する時には乗降口が近いと助かりますよね。

乗り換えもスムーズにできるね!
2つ目の理由は、デッキに共用のコンセントがあることです。
実は北斗には、グリーン車以外の座席にコンセントの設置はありません。
2号車の1号車寄りのデッキにあるので、この車両に乗っていれば何かの際に利用しやすくて便利ですよね。

充電を気にせずに写真を撮れるのは安心だ♪
また、1号車後方には多目的スペースが設置されています。
事前に予約することはできませんが、車掌さんに声を掛ければ利用可能。
こちらも2号車であれば移動の距離が短く、お子さんの授乳が必要な時も周りの目を気にせずに済みますね。
また、すべての車両に荷物置き場が用意されているので、大きな荷物はここに置いてゆったりと座ることができますよ。

予約も追加料金も必要ないのはありがたい~。
窓枠が広い席番号は偶数と奇数のどちら?
特急北斗の指定席は窓が広めに取られていて、2列で1つの窓を共有するような配置となっています。
同じ窓に対して前の席は窓枠と被っているため、後ろの席の方が車窓を楽しむにはおすすめ。
札幌から函館へ向かう人は、奇数番号の座席に着くと景色が綺麗に見えますよ。
反対に札幌方面の列車の場合は奇数番号の座席が良いでしょう。

緑の窓口で駅員さんに聞いたら教えてもらえるよ。
窓枠の広い席列に着席できれば、たとえ通路側だったとしても身体や首をひねることなく風景の移ろいを愛でることができます。
前の席の場合、通路側の席は上体の向きを大きく変える必要があり、長い時間の移動には不向きの席と言えそうですね。
グリーン車は1席につき1つずつ窓が割り当てられているので、どの座席番号でも視界が遮られる心配はありません。
金額は指定席よりも割高になりますが、旅の満足度は大きく上がること間違いなしですよ!
【特急北斗】自由席とグリーン席・指定席ごとに座席おすすめを紹介!
さて、ここからは特急北斗のおすすめの座席を、グリーン席、指定席それぞれでご紹介していきます。
まずは以下の座席表をご覧ください。

1号車がグリーン席、以降全て指定席という編成となっています。

自由席が…ない!?
座席表をよく見ると、「自由席」の文言が見当たらないことにお気づきでしょうか。
実は2024年3月から、特急北斗は全席指定席のみの運行に変更されています。
この背景や自由席を廃止したことによるメリットについては次で解説しますね。
自由席は廃止されたって本当?
繰り返しとなりますが、特急北斗は2024年3月中旬から全ての席を指定席化しています。
これはJR北海道の全特急列車が対象となっているのですが、以下のような理由が挙げられていましたよ。
- ホームの混雑解消
- 座れない人が出ることを避けるため
- 空席を減らすため
特急で自由席に座ろうと思うと、乗りたい電車が駅に到着する時刻のかなり前から列に並んでいないといけないことが多いですよね。
そうするとホームには人がどんどん増えて、身動きの取れない状態になることも。

後ろから押されて線路に落ちでもしたら大惨事!電車が遅れたり混乱の原因にもなり得るね。
また、始発駅に近ければそれだけ座れる確率は上がりますが、逆に言えばそうでない駅から乗る人は長時間立っていなければなりません。
通路に人がいるとトイレに行く時や列車を下車する時にも時間がかかり、ストレスを感じる人も多いはず。
さらに、「1人1席」のマナーを守らない人や切符の必要ない未就学児が座ることにより、必ずしも自由席が満員とならない現実もあったようです。

このような不便さ、不公平さを解消するため、自由席を廃止することにしたんだね。
この動きは北海道以外にも広がってきていて、東海道・山陽新幹線「のぞみ」も2025年の春より自由席車両の縮小を図るそうですよ。
空いているかどうか不確かな席のために時間を多く見積もるのは、精神的にも体力的にも負担が大きいもの。
たしかに金額は上がりますが、事前に座りたい席を予約しておくことで、時間にも気持ちにもゆとりが生まれますね。
グリーン席と指定席は観たい景色で座る場所を決めよう!
1車両しかないグリーン車は、指定席のように窓枠を気にしなくても大丈夫。
番号を気にせず純粋に自分の座りたい席を選べば、どこからでも美しい眺めを堪能できます!
ただし指定席にも言えることですが、進行方向右側か左側かで見える景色はかなり変わりますね。

楽しみにしている景色がある人は、それを考えて座席を決めるとよさそうだね。
函館から札幌方面へ向かう列車を例に説明すると、主に見られる風景は以下の通りです。
- 進行方向左側(A、B席)※グリーン車はA席
- 有珠山(うすざん)、新千歳空港、エスコンフィールドなど
- 進行方向右側(C、D席)
- 函館平野、駒ケ岳、噴火湾など

左は山、右は海が見えるんだね!どっちも捨てがたい~!
評判が高いのは断続的に雄大な噴火湾を見ることができる右側の席。
夜には函館平野の夜景が眼下に広がり、ロマンチックな時間を過ごせますよ。
左側に座る醍醐味は、山々が織り成す四季を目で楽しめることでしょうか。
また、新千歳空港もこちら側から見えるので、飛行機の離発着も目撃できるかも知れません。

座席はどこに座るといいかな?
強いて特定のおすすめ席を挙げるなら、進行方向に対して一番先頭となる座席でしょう。
前に誰も乗らないのでさらに空間が広くなり、思い切りくつろげます。
移動中は寝て過ごしたい、という人は最後列を選ぶとリクライニングを最大限倒せますね。
まとめ
今回は、特急北斗の座席おすすめは何号車なのか、指定席とグリーン席に分けてご紹介しました。
自由席が廃止となっていたなんて驚きでしたね!
- 特急北斗の座席おすすめは何号車?
- 2号車なら共用コンセントに近くて便利!
- 窓枠が広い席番号はどこなのか解説!
- 同じ窓に対して後ろの席の方が枠が広い!
- 札幌→函館:奇数番号の座席
- 函館→札幌:偶数番号の座席
- 自由席とグリーン席・指定席ごとに座席おすすめを紹介!
- 駒ケ岳や噴火湾を見たいなら進行方向右側!
- 進行方向左側に座ると新千歳空港やエスコンフィールドが見える!
この記事を読んだ皆さんにとって、特急北斗の旅が素敵な思い出になってもらえると、大変幸せです。

どの季節に乗っても北海道らしい景色が見られそうだね♪